12番人気の伏兵ジャスティンシカゴが、セントライト記念の勢いのまま菊花賞へ向かいます。二冠馬ロブチェンの三冠達成がかかる大一番に、新たな刺客が名乗りを上げた格好です。
出来事の概要
短期放牧を挟み菊花賞へ
セントライト記念(G2)を制したジャスティンシカゴ(牡3・美浦・宮田厩舎)が、短期放牧を挟んで調整を進め、菊花賞(10月25日・京都、芝3000m)へ向かうことが発表されました。鞍上は引き続き原優介騎手が務める予定で、レースからさほど間隔を空けずに放牧に出し、そこから直接本番へつなげる形になります。
12番人気からの重賞初制覇
9月13日の中山競馬場で行われたセントライト記念(G2)で、ジャスティンシカゴは12番人気という低評価を覆し、直線で差し切って重賞初勝利を挙げました。人気の盲点をつく会心の勝利で、レース後は多くのファンを驚かせました。原優介騎手はレース後、「本番もぜひ僕でチャレンジさせていただけたら」と菊花賞での続投に意欲をみせていました。
背景にあるもの
スタミナ型、長距離への適性
原騎手は「プリンシパルステークス2着の時にすごく心肺機能が優れていると思った」と振り返っており、ジャスティンシカゴの持ち味はスタミナにあるとみられています。折り合いの面でも成長がみられたとされ、芝3000mという長丁場の菊花賞は、この馬の適性を生かせる舞台になりそうです。
ここまでの歩み
| 所属 | 美浦・宮田厩舎 |
| 前走 | セントライト記念(G2)12番人気1着 |
| 過去の実績 | プリンシパルステークス2着 |
| 騎手 | 原優介 |
| 次走 | 菊花賞(10月25日・京都芝3000m) |
今後どうなるか
三冠馬誕生を阻む存在になれるか
今年の菊花賞は、皐月賞と日本ダービーを制した二冠馬ロブチェンの三冠達成が懸かる一戦になるとみられています。三冠馬の誕生は競馬界にとって大きな出来事だけに、周囲の関心は自然とロブチェンに集まりますが、伏兵から重賞初制覇を果たしたジャスティンシカゴが、この大一番でどこまで抵抗できるかにも注目が集まります。
押さえておきたいポイント
- ジャスティンシカゴがセントライト記念を12番人気で制覇
- 短期放牧を挟み菊花賞へ、鞍上は原優介騎手が継続
- 菊花賞は10月25日、京都競馬場・芝3000m
管理人のひとこと
大きな人気薄が重賞を制すると、周囲の見る目は一変します。それでも、レース後の原騎手の言葉からは、勝利を単なる偶然と捉えていない確かな手応えが伝わってきました。二冠馬の三冠達成という大きな物語の傍らで、伏兵が割って入ろうとする構図は、秋のクラシックをより奥行きのあるものにしてくれると感じます。騎手にとっても、重賞初勝利をG1での続投につなげられるかは大きな正念場ではないでしょうか。3000mという長丁場で、ジャスティンシカゴがどんな脚を使うのか、京都の直線で見届けたいと思います。
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