クローリー騎手が引退 バーイード主戦の名手、5度の手術も叶わぬ復帰

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英国の名手ジム・クローリー騎手が、8月1日付で現役引退を発表しました。名馬バーイードの主戦として活躍した48歳は、落馬事故からの復帰を目指してきましたが、通算5度の手術を経ても現役続行を断念しました。

出来事の概要

8月1日、現役引退を正式発表

英国のジム・クローリー騎手(48)が8月1日、現役引退を発表しました。2016年に英国リーディングジョッキーに輝き、名馬バーイードの主戦としてG1を6勝するなど、長く英国競馬界の第一線で活躍してきた名手です。「人生で最もつらい決断」だったと、本人は心境を明かしています。

昨年9月の落馬事故が転機に

転機は昨年9月7日、ヨーク競馬場のスプリント競走でした。騎乗していたアルメラクが前を行く馬の踵に接触して転倒し、クローリー騎手も落馬。骨盤や脛骨、腓骨の骨折に加え、複数箇所の内出血を負う重傷でした。同じレースで落馬した別の騎手も負傷しています。

背景にあるもの

通算5度の手術を経ても

事故後、クローリー騎手は現役復帰を目指して治療を続け、これまでに通算5度の手術を受けました。最後の手術は引退発表のわずか3週間前だったといいます。それでも、体内には20本のボルトと2枚の金属板、1本の連結棒が今も残ったままだそうです。

事故前後の歩み

所属 ウィリアム・ヘイガス厩舎(主戦)
主な実績 2016年 英リーディングジョッキー、バーイードでG1・6勝
負傷 2025年9月7日 ヨーク競馬場で落馬、骨盤・脛骨・腓骨骨折
手術回数 通算5度(最終手術は引退発表の3週間前)

今後どうなるか

冬から調教師に転身へ

クローリー騎手は今後、調教師の道に進む予定です。「精神的にはまだやれると思っているが、望むレベルまで身体を戻すのは物理的に難しい」と自身の状態を語っており、今シーズン限りで鞍上を離れ、新たなキャリアへ踏み出すとみられます。

押さえておきたいポイント

  • 8月1日、48歳のジム・クローリー騎手が現役引退を発表
  • 名馬バーイードの主戦としてG1を6勝、2016年には英リーディングを獲得
  • 昨年9月の落馬事故による重傷から、通算5度の手術も現役続行は叶わず
  • 今後は調教師に転身する見通し
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管理人のひとこと

バーイードという名前を聞くと、まっすぐ抜け出してくるあの末脚を思い出すファンも多いのではないでしょうか。手綱を握っていたのが、まさにクローリー騎手でした。騎手という仕事は、一瞬の落馬で人生が大きく変わってしまう厳しい世界だと、改めて感じさせられます。体に20本ものボルトを抱えてもなお「まだやれる」と口にできるのは、それだけ競馬というスポーツへの情熱が本物だったからかもしれません。鞍上を離れても、調教師として競馬に関わり続けるという選択に、静かな安堵を覚えます。新しい持ち場でも、バーイードと過ごした日々に負けない出会いがあることを願っています。

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