【追悼】マイユニバース、宝塚記念で急死 短くも輝いた現役生活

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直線、その一歩手前で。マイユニバースが宝塚記念に遺したもの

2026年6月14日、阪神競馬場で行われた第67回宝塚記念(G1・芝2200メートル)。6番人気で出走したマイユニバース(牡4・栗東・武幸四郎厩舎)は、3コーナーを過ぎたあたりから急激に失速し、最後の直線を前に競走を中止しました。日本中央競馬会(JRA)はのちに、マイユニバースが急性心不全のため死亡したと発表しています。

短くも鮮やかだった現役生活

マイユニバースは、横山典弘騎手とのコンビでJRA重賞・日経賞を制し、鞍上・厩舎双方にとって節目となる重賞初制覇をもたらした馬でした。決して気性は素直なタイプではなかったとされていますが、大逃げでも差しでも自在に立ち回れたのは、横山騎手の卓越した手綱さばきによるところが大きかったと伝えられています。管理していた武幸四郎調教師にとっても、厩舎のエース格ともいえる存在でした。

項目 内容
馬名 マイユニバース
性別・年齢 牡4歳
所属 栗東・武幸四郎厩舎
主戦騎手 横山典弘
重賞実績 日経賞(JRA重賞)制覇

管理人のひとこと

競馬というスポーツは、常に光と影を隣り合わせに背負っています。華やかなG1のターフで、あるとき突然に訪れる別れ。それは何度経験しても、ファンにとってもホースマンにとっても、簡単には受け止めきれないものだと思います。

マイユニバースの現役生活は、決して長くはありませんでした。しかし日経賞での重賞初制覇は、間違いなく武幸四郎厩舎にとって大きな財産となる一勝でした。「ノリさんと時間をかけてやってきた」という調教師の言葉には、一頭の馬と向き合い続けた年月の重みがにじみます。気性の難しさを乗り越え、大逃げも差しも使い分けられるまでに馬を育て上げた師弟のような関係性は、勝ち負けを超えたところにある競馬の魅力そのものではないでしょうか。ターフを駆けた記憶は、これからも多くのファンの中に生き続けることでしょう。

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