1番人気を覆す、2番人気馬の鮮やかな快走——。ダート交流重賞の最高峰・JpnIの舞台に、新たな主役が誕生しました。
2026年6月24日、浦和競馬場で行われた第22回さきたま杯(JpnI・ダート1400m)。ロードフォンス(牡6、栗東・安田翔伍厩舎)が横山和生騎手を背に、直線半ばで力強く先頭に立ち、そのまま後続を振り切りました。勝ちタイム1分25秒3(稍重)。長い競走生活の集大成とも言えるJpnI初制覇が、ここに実現しました。
レース結果
| 着順 | 馬名 | 人気 | 着差 |
|---|---|---|---|
| 1着 | ロードフォンス | 2番人気 | — |
| 2着 | ウィルソンテソーロ | 1番人気 | 1馬身半 |
| 3着 | イグザルト | 8番人気 | 1馬身半 |
勝利の要因:好位追走から完璧な立ち回り
序盤〜中盤
スタートから好位を追走したロードフォンス。稍重の馬場を苦にすることなく、外目のポジションをキープしながら直線へ向かいました。
直線での末脚
4コーナーを回ると横山和生騎手が手綱を押し、徐々に前へとポジションを上げていきます。そして直線半ばで鮮やかに先頭へ躍り出ると、1番人気ウィルソンテソーロの猛追を1馬身半差で封じ込めました。8番人気のイグザルトがさらに1馬身半遅れた3着で、上位2頭の実力差が如実に出た結果となりました。
関係者のコメント
- 横山和生騎手:「いい手応えで進められました。直線で先頭に立てた時は勝利を確信しました」
- 安田翔伍調教師:「この馬の力を信じていた。最高の結果が出て本当に嬉しいです」
優勝馬・ロードフォンスのプロフィール
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 馬名 | ロードフォンス |
| 性別・年齢 | 牡6歳 |
| 調教師 | 安田翔伍(栗東) |
| 騎手 | 横山和生 |
| 今回の人気 | 2番人気 |
| 勝ちタイム | 1分25秒3(稍重) |
| グレード | JpnI(初制覇) |
1番人気ウィルソンテソーロの敗因
ダート交流重賞で安定した成績を誇るウィルソンテソーロでしたが、今回は2着に甘んじました。稍重の馬場が多少影響した可能性もあります。ただし2着という結果は実力の証であり、次走での巻き返しが期待されます。
管理人のひとこと
ウィルソンテソーロが1番人気を背負って臨んだこのレース——競馬ファンの多くが「本命馬の快走」を期待していたはずです。しかし、競馬の神様はときに想定外の答えを用意するものです。2番人気のロードフォンスが見せた力強い直線の末脚は、長い間中央・地方の交流戦を戦い続けてきた実力の積み重ねに他なりません。
地方交流JpnIというカテゴリは、かつてクロフネやアグネスデジタルが名を刻んだ歴史ある舞台です。そこに新たな名前が刻まれた今日——ロードフォンスがこれからの交流重賞戦線をどう彩っていくのか、目が離せません。安田翔伍調教師が丁寧に仕上げてきた6歳馬が、ダートの夢舞台で輝く場面をまた見せてほしいと思います。

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