大阪杯・天皇賞(春)を連覇し、「日本最強馬」の称号を手にしたクロワデュノール(牡4・栗東・斉藤崇史)が、2026年の凱旋門賞(G1)への登録を見送る方針を固めたことが明らかになりました。
宝塚記念(6月14日・阪神・芝2,200m)でメイショウタバルに敗れた直後から焦点となっていた秋路線について、陣営は国内専念を選択。天皇賞(秋)をメインターゲットに据え、国内頂上決戦でのリベンジを目指します。
クロワデュノールの2026年戦績
| 開催日 | レース名 | 着順 | 騎手 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 4月5日 | 大阪杯(G1) | 1着 | 北村友一 | G1 3勝目 |
| 5月3日 | 天皇賞(春)(G1) | 1着 | 北村友一 | 春天連覇 |
| 6月14日 | 宝塚記念(G1) | 2着 | 北村友一 | メイショウタバルに惜敗 |
2連勝から臨んだ宝塚記念では、前年の宝塚記念馬・メイショウタバルとの一騎討ちの末に惜しくも2着。この敗戦が凱旋門賞見送りの判断に影響したとも言われています。
なぜ凱旋門賞を見送るのか
クロワデュノールは2025年の凱旋門賞(パリロンシャン)に出走し14着に終わった経験を持ちます。その反省を踏まえ、陣営は欧州遠征よりも国内での完全復権を優先する判断を下しました。
判断の背景
- 宝塚記念での敗戦によるコンディション確認の必要性
- 2025年凱旋門賞14着の反省と欧州適性への疑問
- 国内G1での「完全無欠」を証明したいという陣営の意志
- メイショウタバルとの再戦への強い意欲
秋の天皇賞に向けた展望
天皇賞(秋)は東京・芝2,000mで行われる秋の中距離頂上決戦。クロワデュノールが最も得意とするコース形態(東京の広いコーナー、長い直線)でもあり、陣営としては最高の舞台と言えるでしょう。
秋の目標路線
| レース名 | 開催地 | 時期 | 距離 |
|---|---|---|---|
| 天皇賞(秋)(G1) | 東京 | 2026年10月下旬 | 芝2,000m |
| ジャパンC(G1) | 東京 | 2026年11月下旬 | 芝2,400m |
| 有馬記念(G1) | 中山 | 2026年12月末 | 芝2,500m |
主戦・北村友一騎手
北村友一騎手とのコンビで大阪杯・天皇賞(春)の連勝を達成したクロワデュノール。引き続きこのコンビで秋の大舞台に挑む見込みです。
メイショウタバルとの「秋の再戦」は実現するか
宝塚記念でクロワデュノールを破ったメイショウタバルは、武豊騎手鞍上で凱旋門賞を目標に秋は欧州遠征へ向かう計画です。そのため、天皇賞(秋)でのリベンジマッチは実現しない可能性が高く、むしろジャパンCでの再戦が焦点となりそうです。
管理人のひとこと
「最強」と呼ばれながら、宝塚記念で初めて土をつけられたクロワデュノール。その敗戦は確かに衝撃的でしたが、見方を変えれば、メイショウタバルという「時代の怪物」が現れたからこその接戦だったとも言えます。
かつてディープインパクトがハーツクライに敗れ、それでも有馬記念での再戦を経て伝説を紡いだように——クロワデュノールもまた、秋に「真の最強」を証明する機会が待っています。
北村友一騎手と二人三脚で歩んできたこの黄金コンビが、東京の長い直線で世界への扉を再び叩く日を、心待ちにしています。

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