競馬界に悲しい知らせが届きました。2026年5月20日(水)、美浦トレーニングセンター所属の萩原清調教師が病気のため逝去されました。享年67歳。2009年のダービー馬・ロジユニヴァースをはじめ、ルヴァンスレーヴ、ノームコアなど数多くの名馬を世に送り出した名伯楽が、第87回オークス開催直前という痛恨のタイミングで、静かにターフを去りました。
萩原清調教師のプロフィールと主なG1実績
美浦を拠点に長きにわたって活躍した萩原清調教師は、JRA通算743勝・重賞27勝・G1通算5勝という輝かしい実績を残しました。
| 年度 | レース名 | 馬名 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2009年 | 日本ダービー | ロジユニヴァース | 青葉賞からの直行で頂点へ |
| 2018年 | チャンピオンズC | ルヴァンスレーヴ | ダートの頂点を制覇 |
| 2019年 | ヴィクトリアマイル | ノームコア | 電撃の逃げ切りV |
| 2020年 | 香港C | ノームコア | 日本馬の海外G1制覇 |
| 2021年 | 安田記念 | ダノンキングリー | 春のマイル王に |
オークス直前——管理馬ドリームコアは大竹正博厩舎へ転厩
萩原師の急逝を受け、JRAは5月21日付で管理馬44頭の転厩先を発表。なかでも注目されるのが、5月24日(日)の第87回オークス(G1・東京芝2400m)に出走予定のドリームコア(牝3歳・父キズナ)の処遇です。
同馬は大竹正博厩舎(美浦)に転厩し、C.ルメール騎手(6枠12番)で出走することが確定しました。クイーンCを制して重賞初制覇を果たし、東京芝では3戦全勝の無敵ぶり。悲しみを乗り越えて臨む一戦に、ファンの視線が集まっています。
ドリームコアの直近成績
- クイーンC(G3):1着(重賞初制覇)
- 桜花賞(G1):9着(阪神・初めての右回りで力を出し切れず)
- 東京芝通算:3戦3勝
管理人のひとこと
萩原清先生の訃報を聞いて、真っ先に脳裏に浮かんだのは2009年のダービー、あの雨の東京競馬場でした。重馬場をものともせず、青葉賞からのぶっつけで臨んだロジユニヴァースが最後の直線を突き抜けた瞬間——あの歓声は今でも耳に残っています。ルヴァンスレーヴの豪快なダート王者ぶり、海を渡ったノームコアの香港C制覇……先生が丁寧に積み上げてきた一勝一勝が、競馬史の一ページを彩ってきました。ドリームコアが東京の大舞台で輝く姿を、きっと空の上から見守っていてくださるはずです。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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