3月22日に阪神競馬場で行われる伝統の長距離重賞、阪神大賞典(G2・芝3000m)。その最終追い切りが18日に行われ、有馬記念からの逆襲を狙うアドマイヤテラ(牡5・友道康夫厩舎)が、栗東ポリトラックコースで絶好の動きを披露しました。
鞍上には、歴代最多の同レース8勝を誇る武豊騎手が4走ぶりに復帰。最強の「長距離請負人」コンビが、春の盾へ向けて始動します。
アドマイヤテラ:異例のポリトラック追いで“ドウデュース流”の味付け
今回、アドマイヤテラはキャリア初のポリトラック追いを選択。これは、かつての厩舎の看板馬ドウデュースも多用した調整法です。
- 追い切り時計: 6F 83.6 – 1F 11.6(単走)
- 友道師の評価: 「先週で体は出来上がっている。ドウデュースも使ったコースで、リズム良く走れていた」
先週のCWコースでは自己ベストを更新しており、スタミナ面に関しては「いくらでもありそう」と師も太鼓判。昨年の目黒記念以来となる重賞2勝目へ、視界は極めて良好です。
武豊騎手、前人未到の「40年連続重賞勝利」へ
このレースには、武豊騎手のとてつもない記録がかかっています。 もしアドマイヤテラで勝利すれば、デビューした1987年から続く**「JRA重賞・連続年勝利記録」が40年**の大台に到達。さらに、自身の持つ同一重賞最多勝記録(9勝)にも並ぶという、歴史的な一戦となります。
その他の注目馬・追い切り診断
| 馬名 | 評価・コメント |
| アクアヴァーナル | CWで1F 11.2の鋭伸!四位師「長い距離は合っている」 |
| ダノンシーマ | 3連勝の勢いそのまま。中内田師「前走から引き続き状態は良い」 |
| シュヴァリエローズ | 清水久師「予定通り、しっかりできている」と距離適性に自信 |
| マイネルエンペラー | 「折り合いはつくし、距離延長も大丈夫」と状態面に不安なし |
編集部からのひとことメモ
阪神大賞典といえば「友道厩舎×武豊騎手」という、長距離界の黄金カード。 アドマイヤテラは、かつて武豊騎手が「フランスの4000mのG1(カドラン賞)に使いたい」と言わしめたほどのスタミナの持ち主です。
切れる脚こそありませんが、阪神の3000mというタフな舞台は、この馬の持久力を最大限に引き出すはず。レジェンドの40年連続Vという歴史の目撃者になれるのか、日曜日の午後が待ちきれませんね!

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