春古馬三冠を逃した王者、次に見据える舞台は
2026年6月14日の宝塚記念で、クロワデュノール(牡4・北村友一騎乗)はメイショウタバルにクビ差まで迫りながら2着に敗れ、大阪杯・天皇賞(春)・宝塚記念を制する「春古馬三冠」制覇はなりませんでした。それでも大阪杯・天皇賞(春)を含むG1・4勝という実績は、押しも押されもせぬ中距離路線の絶対王者であることを物語っています。
凱旋門賞は見送り
そんなクロワデュノールですが、2026年の凱旋門賞(10月4日・パリロンシャン競馬場)への登録馬発表において、その名前はありませんでした。日本調教馬としてはフォーエバーヤング、メイショウタバル、アドマイヤテラなど7頭が登録される中、クロワデュノールはエントリーを見送っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 直近の成績 | 大阪杯1着、天皇賞・春1着、宝塚記念2着 |
| 通算成績 | 10戦7勝・G1は4勝 |
| 鞍上 | 北村友一騎手 |
| 秋の方針 | 凱旋門賞は登録見送り、国内メインの活動へ |
なぜ海外遠征を見送るのか
昨年の凱旋門賞では14着と大敗を喫した経緯があり、陣営としては欧州の馬場や輸送によるコンディションの変化を慎重に見極めた可能性があります。今後は国内の秋のG1路線を軸に、天皇賞・秋やジャパンカップといった舞台での主役級の活躍が期待されます。
管理人のひとこと
「行くか、行かないか」という決断は、いつの時代も名馬の陣営にとって大きな重みを持つものです。かつてディープインパクトが凱旋門賞で涙をのみ、キタサンブラックが国内の王道路線を歩み続けてジャパンカップと有馬記念を制した姿を思い出す方も多いのではないでしょうか。
海外の大舞台に挑む勇気も尊いですが、国内で盤石の強さを示し続けることもまた、一つの偉大な物語です。クロワデュノールが北村友一騎手とともに、秋の国内G1でどんな走りを見せてくれるのか。宝塚記念でクビ差届かなかった悔しさを、次はどんな形で晴らしてくれるのか、今から楽しみです。

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