【苦言】ザ・ロイヤルファミリー出演馬のクラファンに競馬ファンが違和感を覚える理由
どうも、管理人です。
昨年の秋に放送され、多くの感動を呼んだTBS系ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』
その劇中でロイヤルイザーニャとロイヤルファイトを演じた2歳馬2頭が、買い手のキャンセルによりデビューの危機に立たされており、生産元のフジモトバイアリースタッドがクラウドファンディングで資金を募るというニュースが飛び込んできました。
SNSではドラマの馬が現実で走るなんてロマンがある、可哀想だから支援したい、という好意的な声が溢れています。 しかし、長年競馬をリアルに見てきた一個人としては、今回のプロジェクトに対してはどうしても「否定的な意見」を持たざるを得ません。
今回は、競馬の厳しい現実を知るファンから見た、このクラウドファンディングへの強烈な違和感について語りたいと思います。
違和感1:この時期の2歳馬としての「絶望的な遅れ」
現在、彼らは2歳の4月です。
本来であれば、同世代のライバルたちは育成牧場でバンバン厳しい調教を重ね、夏のデビューに向けて心身を鍛え上げている真っ最中です。
そんな最も重要な時期に、買い手がキャンセルになったことで宙に浮いてしまった馬。
厳しい言い方をすれば、現時点ですでにアスリートとしてのスタートラインから大きく出遅れており、中央競馬の厳しい舞台で活躍できるとは到底思えません。
最悪の場合、デビューすら出来ずに終わる可能性も十分にあります。
違和感2:なぜ「サラオク」に出さないのか?
馬主の都合で売却が白紙になった場合、通常であれば「サラブレッドオークション(サラオク)」などの市場に出して、新たなオーナーを探すのが競馬ビジネスの基本ルートです。
それをせず、いきなりクラウドファンディングという手法をとり、ドラマを見た競馬素人のお金でデビューさせようという浅い考えが透けて見える点には、強い疑問を感じます。
今回のプロジェクトにおける「通常の競走馬ビジネス」と「今回のクラファン」の違いを表にまとめました。
| 項目 | 通常の競走馬(一口馬主など) | 今回のクラファン |
| リスク負担 | 馬主・出資者が負う | 寄付をしたドラマファンが負う |
| 賞金(利益) | 馬主・出資者に還元される | 馬主(牧場代表)のものになる |
| 透明性 | 調教の進捗や能力がシビアに評価される | ドラマの「物語性」が先行している |
違和感3:無謀とも言える「中央デビュー」へのこだわり
さらに解せないのが、地方競馬ではなく「中央競馬(JRA)」でのデビューを目指している点です。
出遅れた2歳馬が、エリートたちが集う中央で勝ち上がるのは至難の業です。まずは地方競馬から堅実にデビューさせ、実力をつけてから中央を目指すのが現実的なルートではないでしょうか。
ドラマのストーリー(雑草がエリートに挑む)を現実にトレースしようとするあまり、馬自身の適性や現実的な見通しを無視しているように映ります。
これは、純粋な気持ちでドラマを観ていたファンを馬鹿にしているとしか思えません。
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管理人の結論:出資するなら「1戦限りのチケット代」として
もちろん、お金の使い道は個人の自由です。
可哀想だから、せめてデビューの1戦だけでも走る姿を見たいと割り切り、そのためのチケット代として寄付をするのであれば、それは素晴らしい支援の形だと思います。
しかし、ドラマのようにG1で活躍してほしいという過度な期待を抱いてお金を出すのは危険です。競馬は決して、ドラマの台本通りに進む甘い世界ではありません。
馬に罪はありません。だからこそ、人間の都合やドラマの延長線上のビジネスではなく、馬にとって本当に幸せな道が選択されることを願ってやみません。
今回かなりの賛否がすでに起きています。
牧場側もコメントを出さざるを得ない状況になると思いますので、続報があり次第また記事にしたいと思います。
そして競馬の厳しさを管理人の財布で体現した一口馬主の記事を置いときますね!笑
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