10月4日の凱旋門賞は、メイショウタバルが14着、アドマイヤテラが11着と、日本馬2頭はともに上位争いに加われませんでした。各陣営や解説者のコメントから、敗因の見立てを整理します。
レースの特徴
稍重の馬場でスローの瞬発力勝負
勝ちタイムは2分27秒11(稍重)。ダリズの最後の3ハロンは33秒台前半と、鋭い瞬発力が問われる決着になりました。逃げたメイショウタバルも、先行集団の後ろにつけたアドマイヤテラも、最後の直線でこの脚に対応しきれませんでした。
陣営・解説者の声
| 発言者 | 内容 |
|---|---|
| 石橋守調教師(メイショウタバル) | 「瞬発力勝負になったから分が悪かったかな」「すごく壁があるなと痛感した」 |
| 友道康夫調教師(アドマイヤテラ) | 「最後よーいドンの競馬になった分の瞬発力の差が出た」 |
| C.デムーロ騎手(アドマイヤテラ) | 「ちょっとペースが遅かった。この馬はワンペースなのでもう少し流れてほしかった」 |
| 武豊騎手(メイショウタバル) | 「手応えは悪くなかったが、最後の直線でちょっと反応がなかった」 |
| 福永祐一調教師(解説) | 「力みがあった。手前の替え方がぎこちないところもあった」 |
| 川田将雅騎手(解説) | 「タフな馬場に対応できた馬たちが前に来た」 |
見えてきた課題
共通して挙がったのは、ペースが緩んだ場合の瞬発力勝負への対応です。メイショウタバルもアドマイヤテラも、持久力やスタミナで勝負するタイプとされており、ゴール前でのヨーイドンの競馬では分が悪かったという見方が多くなっています。また、位置取りや道中の折り合いは悪くなかったという点では、陣営の評価もおおむね一致しています。
押さえておきたいポイント
- 勝ちタイムは2分27秒11(稍重)、ダリズの上がり3ハロンは33秒台前半
- 石橋師・友道師はともに「瞬発力勝負で分が悪かった」と分析
- C.デムーロ騎手は「ペースが遅かった」と悔やむ
- 福永師は「力み」と「手前の替え方」を指摘、川田騎手は「タフな馬場に対応できた馬が前に来た」
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管理人のひとこと
展開が違えば結果も変わったかもしれない、というのは敗戦後によく聞かれる言葉ですが、それを陣営自身が「瞬発力の差」と冷静に受け止めているのが印象的でした。持久力型の日本馬にとって、凱旋門賞は求められる適性がまだまだ噛み合いにくい舞台なのかもしれません。それでも、次の挑戦者が必ず現れるのが日本競馬のすごいところ。今年得られた経験が、来年以降の戦い方につながることを期待しています。
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