NHKマイルC(G1)を制したロデオドライブが、新潟記念2着後に指摘されていた右前脚の繋靱帯炎症について、精密検査の結果は軽度と判明しました。秋のG1挑戦へ望みをつなぐ形になっています。
出来事の概要
何が起きたのか
新潟記念(G3)を2着で終えたロデオドライブの右前脚に、繋靱帯脚部の炎症が疑われました。レース後に繋の外側へわずかな腫れが確認され、美浦トレセンでのエコー検査で靱帯にダメージがうかがえる画像が見つかったためです。
検査で分かったこと
その後、ノーザンファーム天栄で改めて検査を受けたところ、患部は軽度にとどまっていることが分かりました。歩様に大きな乱れは見られておらず、放牧を挟んで近く騎乗運動を再開する見通しです。無理に競馬を進めるのではなく、段階を踏んで様子を見ながら仕上げていく方針とみられます。
背景にあるもの
ここまでの主な戦績
| 所属 | 栗東・辻哲英厩舎 |
| NHKマイルC(G1) | 1着 |
| 新潟記念(G3) | 2着(初の2000m・初の古馬混合戦) |
| 次走候補 | 天皇賞・秋 または マイルCS |
陣営が描く秋のプラン
辻哲英調教師は新潟記念に臨むにあたり、初の2000mと初の古馬混合戦に挑ませた狙いについて、「距離は競馬のさせ方次第」「我慢を覚えさせる」と話していました。マイル路線に絞ればマイルCS(11月22日・京都)がほぼ一本道の目標になりますが、中距離への適性が確認できれば天皇賞・秋(11月1日・東京)も選択肢に入ってくるといいます。実際、新潟記念では距離延長でも折り合いを保ち、最後まで脚を伸ばしたことが高く評価されました。
今後どうなるか
秋のローテーションはどちらへ
今回の炎症が軽度で済んだことで、天皇賞・秋かマイルCSか、二択のまま秋のプランを練り直せる状況になりました。関節・靱帯まわりの状態次第で最終的な出走レースが決まる見込みで、今後の追い切り内容が判断材料になりそうです。騎乗運動の再開以降、どのタイミングで負荷をかけていくかにも注目が集まります。
押さえておきたいポイント
- 右前脚の繋靱帯炎症は軽度と判明
- 近く騎乗運動を再開する見通し
- 天皇賞・秋かマイルCSかは今後判断
管理人のひとこと
NHKマイルCの勝ち馬が、次のG1へ向かう途中で脚元に不安を抱えたと聞くと、見ている側としてはひやりとします。繋靱帯は、競走馬が最後まで踏ん張って走り切るのを支える、目立たないけれど大切な部分。そこが軽度で済んだという知らせに、ひとまず胸をなで下ろした方も多いのではないでしょうか。天皇賞・秋になるのか、マイルCSになるのか答えはまだ出ていませんが、無理をさせない判断を選んだ陣営の姿勢に安心しつつ、続報を待ちたいと思います。
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