5月10日(日)、東京競馬場11R・第31回NHKマイルカップ(G1・芝1600m)の枠順が確定しました。今年の三歳マイル王決定戦の最大の見どころは、朝日杯FS組の直接対決。カヴァレリッツォ対ダイヤモンドノットの再戦に、ファンの期待が最高潮に達しています。
全出走馬・枠順一覧(有力馬)
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 厩舎 | 主な実績 |
|---|---|---|---|---|
| 2 | 4 | カヴァレリッツォ | 栗東・吉岡辰弥 | 朝日杯FS制覇(G1) |
| 4 | 7 | ダイヤモンドノット | 栗東・福永祐一 | ファルコンS(レースレコード) |
| 5 | 10 | エコロアルバ | 美浦・田村康仁 | サウジアラビアRC勝ち |
| 6 | 11 | アドマイヤクワッズ | 栗東・友道康夫 | デイリー杯2歳S、朝日杯FS3着 |
| 8 | 16 | アスクイキゴミ | 栗東・藤原英昭 | チャーチルダウンズC(無傷2連勝) |
| 8 | 17 | ロデオドライブ | 美浦・辻哲英 | NZT2着 |
発走:15時40分 / 1着賞金:1億3000万円
二強対決の構図を読む
カヴァレリッツォ(2枠4番)
朝日杯FSを制し、2歳マイル王に輝いたカヴァレリッツォ(牡3、栗東・吉岡辰弥厩舎)。2枠4番という内寄りの枠は、好位から抜け出すこの馬のスタイルにとって好条件です。
東京の広いコースで持ち味の机上の脚を活かし、朝日杯FSに続く二冠達成を目指します。
ダイヤモンドノット(4枠7番)
朝日杯FS2着のダイヤモンドノット(牡3、栗東・福永祐一厩舎)は4枠7番。前走のファルコンSではレースレコードを叩き出して完勝し、雪辱の機会を虎視眈々と狙います。
担当の福永祐一調教師は共同会見で「いいと思ったことは一度もない」と”福永節”全開の冷静コメント。これは一見ネガティブに聞こえますが、競馬関係者ならこの言葉の裏に隠れた絶大な自信を読み取るはずです。
伏兵・注目馬の見どころ
アスクイキゴミ(8枠16番)
米国チャーチルダウンズCを制し、無傷の2連勝で参戦。外枠は不利ですが、末脚の質は出走馬中でも屈指です。
アドマイヤクワッズ(6枠11番)
友道康夫厩舎の期待馬。デイリー杯2歳S制覇に加え、朝日杯FS3着と上位組の一角。安定した末脚が武器で、穴候補としても魅力的です。
エコロアルバ(5枠10番)
サウジアラビアRC勝ちの実績を持つ東の雄。東京コースとの相性も問われる一戦です。
データで読むNHKマイルカップ
過去10年のNHKマイルCは、内枠(1〜4枠)の馬が勝率・複勝率ともに高い傾向があります。2枠4番に入ったカヴァレリッツォはデータ的にも好材料が揃っています。
また、前走G1組(朝日杯FS上位)が順当に活躍するケースが多く、今年は朝日杯FSの1・2着馬が揃って参戦するとあって、例年より上位人気の信頼度が高い年と言えそうです。
管理人のひとこと
NHKマイルカップは「マイルのクラシック」と呼ばれながら、毎年意外な馬が台頭する不思議なレースです。カネヒキリ、ジョーカプチーノ、クラリティスカイ……過去には”穴馬”が幾度も歴史を作ってきました。
しかし今年は、朝日杯FS1・2着馬が揃って出走するという珍しい構図。それでも競馬は何が起こるかわからない。福永師の「いいとこは一度もない」という言葉の裏に隠れた自信が、レース結果で証明される瞬間を楽しみにしています。

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