ニュースのポイント
- 1月11日の落馬負傷により、和田竜二騎手(48)が現役復帰を断念し、2月28日付で引退することが決定しました。
- 左手尺骨・左足脛骨の骨折に加え、左膝靭帯の損傷が判明。治療に時間がかかるため、「最後の騎乗」は叶わないこととなりました。
- 引退発表にあたり、和田騎手はファンや関係者に向けた長文のメッセージを発表。「ヒリヒリするようなプレッシャー」「調整ルームでの孤独」など、30年間の騎手生活の裏側にある葛藤と、それを支えたファンへの感謝を綴っています。
和田竜二騎手 ラストメッセージ(全文)
和田騎手から届いた、ファンへのメッセージ全文です。
競馬ファンの皆様へ
いつも日本中央競馬会を応援していただきありがとうございます。
私、和田竜二は、先日の競馬で落馬した際に左手尺骨骨折と左足脛骨の骨折をし、入院することになりました。 左膝の手術の際に靱帯の損傷も見つかり、馬に乗るには時間をかけて治療をおこなう必要があります。 幸い、次の調教師というステップに向かえる私にとっては、それに専念して努力し、精進しようとすぐに切り替えることができました。
しかし、ここまで私を応援してくださったファンの皆様、馬主様、関係者の皆様、そして支え続けてくれた愛する家族の前で、最後の騎乗姿を見せられないのは申し訳ない気持ちでいっぱいであります。 それでも家族のもとに帰れることに感謝し、元気になってまた競馬界を盛り上げていける存在になりたいと今は意欲が湧いてきました。
振り返ればヒリヒリするようなプレッシャーの中、勝利し、歓喜を味わう最高の瞬間もあり、また、思うような結果が出ず、悔しい思いをした日もたくさんありました。 今となっては、調整ルームに入り、緊張感や不安で寝付けない日々を味わえない寂しさもあります。 しかし、30年間ファンの皆さまの声援に支えられ、ここまで走り続けられたことに心から感謝しています。
今後は騎手として過ごした日々を誇りに、次の道へ進みます。 今は支えてくださった皆様、お馬さんたちに感謝の気持ちでいっぱいです! 心から、ありがとうございました! また元気になった姿で引退式を迎えられたらと思います。 その時はよろしくお願いいたします。
最後に心の声を聞いてください!
競馬で勝って喜んでもらえることがなによりの幸せでした!
競馬 最高!!
日本中央競馬会騎手 和田竜二
和田竜二騎手 プロフィール
| 騎手名 | 和田竜二 (栗東・フリー) |
|---|---|
| 引退日 | 2026年2月28日 ※復帰せず引退 |
| 通算成績 | 1534勝(重賞50勝) |
| 主な相棒 | テイエムオペラオー (2000年古馬王道完全制覇) ミッキーロケット ディープボンド など |
| 今後 | JRA調教師へ転身 ※引退式を実施予定 |
ひとことメモ
全文を読むと、胸に迫るものがありますね。
私たちファンが見ている華やかなレースの裏で、騎手という職業がいかに過酷なプレッシャーと戦っているか。そして和田騎手がそのヒリヒリするような日々さえも愛していたことが伝わってきます。
また、「お馬さんたちに感謝」という言葉の選び方にも、彼の人柄が滲み出ていますね。
ラストランは見られませんでしたが、メッセージにある通り「元気になった姿での引退式」を楽しみに待ちましょう。
最後の「競馬 最高!!」は、間違いなくファンの心に刻まれました。
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