ニュースのポイント
- ラフィアンターフマンクラブは、2026年2月18日、公式サイトにて「本年7月より開始する新規募集を最後とする」と発表しました。
- 例年実施している早期募集は行わず、7月の募集がラストとなります。
- 【終了の理由】
- 金融商品取引法の壁:競走馬を「金融商品」として扱うことへの規制が厳しく、会員への補償制度などが維持できなくなったこと。
- 事務負担の増大:法改正により、過去7年で事務量が1.5倍以上に増加。サービス向上に直結しない業務(サイバーセキュリティ等)への負担が増したこと。
- 理念の維持困難:「なるべく損をさせずに楽しんでもらう」という同クラブの方針が、現在の法規制下では維持不可能になったこと。
- 【今後について】
- 会社を売却や譲渡することはなく、現在運用中の競走馬および最後の募集馬が引退するまで、責任を持ってマネジメントを継続するとしています。
- 最後の募集となる2026年度ラインナップは「過去最高と言っても過言ではない」予定とのことです。
ラフィアンターフマンクラブ 募集終了の概要
| 発表内容 | 新規募集の終了 (2026年7月募集分をもって最後) |
|---|---|
| 主な理由 | ・法規制との相性:生き物を「金融商品」として扱う難しさ。 ・補償制度の廃止:金融庁の指導により、損失補填的なサービスができなくなった。 ・事務負担増:ここ7年で業務量が1.5倍に増加。 |
| 今後の対応 | ・運用継続:所属馬の引退までクラブは存続。 ・売却なし:他社への譲渡は行わない。 ・最後の募集:過去最高のラインナップを予定。 |
| 歴史 | 約40年 故・岡田繁幸氏らが築いた名門クラブ。 マイネル、ユーバーレーベンなどの名馬を輩出。 |
ひとことメモ
「マイネル軍団」の総本山とも言えるラフィアンが、新規募集を終えるというのは、競馬ファンにとって一つの時代の終わりを感じさせます。
代表の言葉にある「生き物である競走馬を金融商品として扱うことの難しさ」は、一口馬主クラブが抱える構造的な問題を浮き彫りにしています。
かつては独自の補償制度などで「会員ファースト」を貫いてきましたが、コンプライアンス厳格化の波には逆らえなかったようです。
しかし、クラブが即座になくなるわけではありません。 「最後の募集は過去最高のラインナップ」という言葉には、岡田繁幸イズムを受け継ぐラフィアンの意地を感じます。 馬事文化賞の受賞となった河村清明氏の著書『相馬眼が見た夢』が話題になる中でのこの発表。
本当に時代の移り変わりを感じますね。
本日19時にコラムを投稿予定です。ラフィアンの歴史など読んで頂ければと思います。

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