本日発売されたスポーツ総合誌『Number』、皆さんもう読みましたか?
先日2025年NumberMVPが発表され、ダート最高峰BCクラシック日本競馬の悲願を達成したフォーエバーヤングと坂井瑠星騎手が選ばれました。
Number公式サイト:
本日発売の誌面には坂井騎手を始めフォーエバーヤングが今まで関わった関係者のインタビューを10ページに渡り読むことが出来ます。
そして、あの歴史的勝利が「奇跡」ではなく、緻密に積み上げられた「必然」だったことがよく分かります。
今回は、その一部を、少しだけご紹介します。
「楽観」を捨てた若き天才・坂井瑠星
まず痺れたのが、手綱を取った坂井瑠星騎手の言葉です。 レース前、チームの雰囲気は最高潮だったと言います。
「楽観を排した負けないための思考」
チームは「勝ったらどうしよう」ではなく「もし負けたらどうする?」という話になっていたそう。
「勝つのは大前提。」
坂井騎手は「この形になるのは嫌だからそうならないようにしよう」というネガティブな要素を徹底的に潰すシミュレーションを繰り返していたそうです。
3~4コーナーで後方少し狭くなっていたライバルについて「私たちは映像で全馬の動きが見えていますが、坂井騎手はその程度、予測して乗っていましたか?」という問いに対し、
「肉眼では全て確認はできていなくとも、ライバルホースの動きは完全に把握できていました。そういう形になるようにレースを運んだので。」
と即答。 彼にとっては「計算通り」だったのかもしれません。この冷静さこそが、世界一のジョッキーたる所以ですね。
📢【本日発売】Number 1136号
意外な出会い
フォーエバーヤングといえば、今や誰もが認めるダート最強馬ですが、生まれた時は決して順風満帆ではありませんでした。 当歳(0歳)の頃は目立つ馬ではなかったそうです。名馬には生まれた時からの逸話が多くありますが、牧場関係者もあまり記憶にない。と言います。
そしてセレクトセールへの上場が決まり、矢作芳人調教師と藤田晋オーナーが初めて彼を見た時
「普通のいい馬。でも、そんな記憶に残っているような感じではなかった」
藤田オーナーはあれ以上金額が上がっていたら買わなかったと。
預託の依頼を受けた矢作調教師も「飛び上がるほど嬉しくはなかった」と言います。
『世界の矢作』と言われる矢作調教師と言えど幼駒の目利きは本当に難しいんだなと感じさせられます。
ケンタッキーの涙を超えて
忘れもしない、3歳春のケンタッキーダービー。 写真判定の末、ハナ差・ハナ差の3着に泣いたあの日。
関係者はこう語ります。 「ケンタッキーダービーのあとは体も細く見せていて、精神面でもピリピリしていた」
そこから北海道での休養を経て、様々なレースを経て心身ともに成長し、アメリカの地でリベンジを果たしたフォーエバーヤング。
「負けたことが糧になった」という漫画のようなストーリーが、そこにはありました。
本編では、陣営以外にもより多くの関係者によるインタビューが10ページに渡り掲載されています。
- 坂井騎手のレモンポップ・フォーエバーヤングとの出会い
- フォーエバーヤング出生にまつわるノーザンファーム吉田勝巳代表の一言
- レース間の外厩・育成牧場の様子 など
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まだ旅の途中
インタビューの最後、これからのことについて触れられていました。 サウジカップ、ドバイワールドカップ、そしてその先には……?
「引退して種牡馬として成功してほしい思いはあるが、エクストラステージを用意したい気持ちもあるがまだ相談しないといけない」
そう語る藤田オーナー。
ファンとしては「まだまだ走る姿を見たい!」というのが本音ですよね。
世界を獲った日本の英雄、フォーエバーヤング。 2026年も、彼の走りから目が離せません!


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