2023年のスプリンターズS(G1)を制したママコチャが、2026年9月27日のスプリンターズSを最後に現役を引退しました。父クロフネの産駒としてJRAに最後まで残っていた1頭でもあります。
出来事の概要
10着がラストランに
2026年9月27日、中山競馬場で行われたスプリンターズS(G1・芝1200m)に9番人気で出走したママコチャ(牝7歳・栗東・池江泰寿厩舎)は10着に終わりました。JRAはこのレースを最後に、ママコチャが競走馬登録を抹消し繁殖牝馬となることを発表しています。
池江師のコメント
池江泰寿調教師は引退にあたり、「いい子を産んでくれるといいですね」と繁殖牝馬としての新たな一歩に期待を寄せるコメントを残しています。長く一線級で走り続けた牝馬への、労いの言葉でもあります。
背景にあるもの
父クロフネ、最後の産駒に
ママコチャの父クロフネは2021年に死亡しており、JRAで現役を続けていた産駒はママコチャが最後の1頭でした。クロフネは白毛の人気馬ソダシをはじめ、カレンチャン、アエロリット、フサイチリシャールなど多くのG1馬を送り出した名種牡馬です。ここで現役産駒の歴史が幕を閉じました。
ここまでの歩み
| 2021年6月 | デビュー |
| 2023年10月 | スプリンターズSでG1初挑戦・初制覇 |
| 2025年3月 | オーシャンSで重賞2勝目 |
| 2025年11月 | JBCスプリント(ダート)で2着 |
今後どうなるか
繁殖入りへ
引退後のママコチャは繁殖牝馬となる見込みです。全妹に桜花賞などG1を3勝したソダシがいることもあり、産駒にどのような資質が受け継がれるのか、早くも注目が集まっています。
押さえておきたいポイント
- 2026年9月27日のスプリンターズSがラストラン
- 父クロフネの現役産駒はママコチャが最後の1頭
- 全妹はG1を3勝したソダシ
管理人のひとこと
ソダシという一頭が巻き起こした白毛旋風は、今も多くのファンの記憶に残っています。その陰で、全妹のママコチャが自らの脚でG1タイトルをつかみ取った事実は、もっと語られてよいのではないかと感じます。クロフネという名種牡馬の血が、競走馬としては一区切りを迎えることになりますが、繁殖牝馬としての第二章はこれから始まります。いつか生まれてくる仔が、また誰かの記憶に残るような走りを見せてくれることを、気長に待ちたいと思います。
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