2026年9月27日、中山競馬場で行われた第60回スプリンターズステークス(GI・芝1200m)は、9番人気ピューロマジックが直線を粘り込み優勝しました。鞍上の岩田望来騎手にとって、24年阪神ジュベナイルフィリーズ以来のGI・2勝目です。
出来事の概要
逃げ切ってGI・2勝目
ピューロマジック(牝5歳、栗東・安田翔伍厩舎)は大外枠から先手を奪うと、そのまま最後まで脚を残しクビ差で押し切りました。勝ちタイムは1分09秒2。岩田望来騎手は「なんとか粘ってくれ、という感じでした」とレースを振り返りました。過去2年は8着に終わっていた同じ舞台で、初めて先頭でゴールを迎えたことになります。
2着・3着にも接戦
2着には安田記念2着の実績を持つワールズエンド(5番人気)が入り、初のGI制覇はなりませんでした。3着は11番人気サウンドモリアーナで、2着とはハナ差の接戦。鞍上の吉田隼人騎手は「序盤と4コーナーで不利があった。2着は欲しかった」と話しています。上位3頭が僅差でまとまる、見応えのある決着となりました。
背景にあるもの
夏を制した女王が秋も
ピューロマジックは今年の夏、函館スプリントステークスとアイビスサマーダッシュを連勝し、セントウルステークスでも2着に入ってサマースプリントシリーズの王者に輝いていました。過去2年(24年・25年)のスプリンターズSはともに8着に終わっており、今回の優勝は雪辱を果たす結果となりました。夏場の実績を秋のGIでも証明した形で、シリーズを通じた充実ぶりがうかがえます。
出走馬の主な成績
| 1着 | ピューロマジック(9番人気・岩田望来騎手) |
| 2着 | ワールズエンド(5番人気) |
| 3着 | サウンドモリアーナ(11番人気・吉田隼人騎手) |
| 勝ちタイム | 1分09秒2(クビ差) |
今後どうなるか
続くGI・2勝目の勢い
岩田望来騎手は連続騎乗を続けてきたオーナーへの感謝を口にしており、コンビ継続でさらなる上積みが期待されます。ピューロマジックの今後の出走レースは、現時点では発表されていません。夏から秋にかけて主要なスプリント路線を歩んできただけに、次走にも注目が集まりそうです。
押さえておきたいポイント
- ピューロマジックが9番人気で逃げ切り、GI・2勝目
- 岩田望来騎手は24年阪神JF以来のGI制覇
- 2着ワールズエンド、3着サウンドモリアーナの接戦
管理人のひとこと
過去2年連続で8着に敗れていた馬が、3年目のスプリンターズSで頂点に立つ。この巡り合わせに、競馬というスポーツの奥深さを感じずにはいられません。夏のスプリント路線を走り抜き、鍛えられた末につかんだ栄冠だからこそ、なおさら価値があるのではないでしょうか。岩田望来騎手にとっても、節目となる一勝になったはずです。同じ舞台で悔しさを重ねた末に手にした栄光は、勝ち星の数字以上に重みがあるように思えます。中山の直線をクビ差で凌ぎ切った姿を、来年もまたこの舞台で見られることを楽しみにしたいと思います。
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