昨年のJpnI・羽田盃と東京ダービーを制したダート2冠馬ナチュラルライズが、右前浅屈腱炎を発症したことが分かりました。9カ月以上の休養が必要となる見込みです。
出来事の概要
8月20日、JRAが発症を発表
JRAは8月20日、ナチュラルライズ(牡4、美浦・伊藤圭厩舎)が右前浅屈腱炎を発症していると発表しました。前走の8月8日・エルムステークス(G3)後の経過観察で判明したとみられ、9カ月以上の休養を要する見込みです。
前走は新スタイルで4着だった
直近のエルムステークスでは、それまでとは違い後方から脚を伸ばす競馬を試み、4着まで食い込んでいました。折り合いを重視した内容で、今後への手応えを感じさせた矢先の故障発表となりました。
背景にあるもの
ダート3冠を逃した後の苦しい時期
ナチュラルライズは昨年、羽田盃と東京ダービーを連勝し、地方競馬のダート3冠に望みをつなぎました。しかしジャパンダートクラシックでは2着に敗れ、3冠達成はなりませんでした。その後は大敗が続く時期もあり、前走でようやく上向きの内容を見せていたところでした。
ここまでの歩み
| 年齢・所属 | 牡4歳・美浦 伊藤圭厩舎 |
| 昨年の実績 | 羽田盃(JpnI)・東京ダービー(JpnI)連勝 |
| ダート3冠戦 | ジャパンダートクラシックで2着 |
| 前走 | 8月8日・エルムS(G3)4着 |
今後どうなるか
復帰は早くて来年以降に
浅屈腱炎は再発しやすい部位のケガで、9カ月以上という期間は決して短くありません。順調に回復したとしても、実戦復帰は来年の春以降になる見込みです。5歳シーズンでの巻き返しに期待がかかります。
押さえておきたいポイント
- ナチュラルライズが右前浅屈腱炎を発症、9カ月以上の休養が必要に
- 昨年は羽田盃・東京ダービーを連勝したダート2冠馬
- 前走エルムSでは新たな競馬で4着と上向きの内容だった
- 復帰は早くとも来年春以降になる見通し
管理人のひとこと
連勝を重ねた直後の3冠戦で足踏みし、ようやく巻き返しの兆しを見せたところでの故障というのは、見ていて何とも言えない気持ちになります。競走馬にとって「これから」という時に立ち止まらざるを得ないのは酷なことですが、9カ月という時間は裏を返せば、じっくり体を作り直す猶予でもあると思います。焦らず治療に専念し、来年また羽田盃を勝った頃の勢いを取り戻した姿を見せてくれることを願っています。
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